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夏の高気密高断熱住宅は暑い?日射遮蔽があれば快適です

2019.06.9

お家まるごと暖かい。高断熱・高気密な住まい。

空間デザイン住宅Soraieは、岡山市を中心に本当に高性能な住宅を手の届く価格でお届けする事を目標に、

「ワンランク上の高性能 x 自由発想の空間デザイン」をコンセプトに家づくりを進めています。

高性能ながらまだ価格が上がりにくいゾーンの商品や仕様を最大限利用しフランチャイズや高コストな物を極力省いて、

子育て世代でも手の届く高性能住宅の実現を目指しています。

お客様より他の住宅会社さんに、高気密高断熱住宅にすると冬は良いけど夏が暑いと言われたのですが?

と聞かれることがあります。

「もちろんそんな事はあり得ません」

クーラーボックスを想像してみてください。外が暑くて断熱された空間がなぜ暑くなることがあるでしょう。

その為にクーラーボックスや水筒があるのですが・・・ジュースがぬるくならない為に氷を入れて温度が上がらないようにします。

これも家も一緒です。普通に考えれば解るのですが・・・住宅屋さんに言われると不安になりますね。

では・・・なぜそんな良く解らない迷言が生まれてしまうのでしょうか。

本日の西崎コンセプトハウスの朝9時の室内の温度です。今日は日中もそこまで温度があがりませんでしたが、

お家の外も22℃位、お家の中もも22℃くらいの室温でした。

3時半に見学のご予約を頂いていたので、待ち合わせてコンセプトハウスに到着しました。

外部の気温は27.1℃を指していました。

内部の温度計は24.1℃を指していました。

外はやや暑かったのですが、内部はエアコンが無くても過ごせる環境で、エアコン無でご見学いただきました。

これが断熱の力です。外が暑くなっても、熱を伝えない、熱を断つ力で外の気温が上がっても、室温が上がらないようにします。

では・・・なぜ、夏の高断熱住宅が暑いとなるのでしょうか。

これは夏は日射の力と断熱をごちゃごちゃにして言ってしまっているからです。

高断熱断熱住宅は良いエネルギー(涼しい温度)も日射で暑くなった温度も逃がさない(暑い温度)からです。

夏の車を想像いただくと解りますが、車内はエアコン無では数分と居られないほど暑くなります。

ガラスだらけの車の車内はそれほど暑くなってしまいます。それほど日射の力は凄いのです。

 

上記は本日のコンセプトハウス掃出しの写真ですが、日射が全く入っていないのがご覧いただけると思います。

2Fのバルコニーが庇代わりになって、夏の高い太陽は防いでくれています。(冬の太陽は低いので邪魔をしません)

 

なので日射がいくらでも入るお家にしてしまって高断熱にすると、

クーラーボックスに熱源を入れて、むしろ暖かい飲み物が覚めないようにしているのと同じになってしまうのです。

高気密高断熱が悪いのではなく、日射を考慮しない計画が悪いのです。断熱の無い車だって暑いですよね。

 

こちらは5月11日撮影した室内写真です。

90cmのベランダが南にあるだけで、直射日光は既に室内にはいっておりません。

4月の中ごろから、9月の終わり位までは日射が入らず、室内はとても快適に過ごすことができます。

これはエアコン無だからということではなく、熱が入ってこないので、僅かなエネルギーで室内を冷やして維持できるということです。

夏の高気密高断熱住宅は暑い?

まさか。ぜひ夏の日射遮蔽がなされた高気密高断熱住宅を体感してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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