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家づくりの知識
2023.10.30

高気密高断熱住宅は結露が発生しにくい!本当は怖い結露のデメリットと対策方法

高気密高断熱住宅は結露が発生しにくい!本当は怖い結露のデメリットと対策方法コラム

高気密高断熱住宅は、外の暑さや寒さの影響を受けにくく、冷暖房効率のよさや省エネであることなどが魅力です。カビの原因にもなる結露も、きちんと施工された高気密高断熱住宅であればできにくいのが特徴です。

 

結露は住む人の健康や住宅の寿命にも関係するものであるため、注意が必要です。今回は、結露ができる仕組みや家で結露が生じる原因、結露を放置する怖さ、暮らしのなかで実践できる対策などを紹介します。

 

結露とは

空気中に含まれる水蒸気が、温度差のある場所などの表面に水滴となって現れる現象を結露といいます。冷たい飲み物を入れたコップの表面につく水滴も結露であり、暮らしのなかで目にすることも多いでしょう。

 

住宅において結露が起こりやすい場所としては、窓ガラスや窓枠、玄関ドア、お風呂場からの湯気の影響を受ける脱衣室などが挙げられます。そのほかにも、あまり使っていない部屋、家具の裏側、クローゼットの中、床下など目に付きにくい場所にも発生することがあります。

 

結露発生のメカニズム

空気中に含むことのできる水蒸気の量には限りがあります。空気が含むことのできる水蒸気量を飽和水蒸気量といい、飽和水蒸気量に対して、実際にどれくらいの水蒸気が空気中に含まれているのかを表したのが湿度です。

 

飽和水蒸気量は温度にも影響されるものであり、温度が高いほど、多くの水蒸気を含んでいます。空気中の水蒸気量が限界までいくと、水蒸気は結露になります。

 

たとえば、冬に室内の暖められた空気が外の空気で冷たくなった窓ガラスに接触すると、空気の温度が下がります。温度が下がると飽和水蒸気量が減り、含むことができなくなった水蒸気が水となって現れ、結露が発生するのです。

 

高気密高断熱住宅は結露しやすい?

隙間をできるだけつくらないようにして気密性を高め、なおかつ外の暑さや寒さの影響を受けにくいように断熱性を高めた住宅を、高気密高断熱住宅といいます。冷暖房効率がよく、省エネで光熱費を抑えられるなどの魅力があります。

 

適切に施工された高気密高断熱住宅は結露しにくい

気密性能や断熱性能を確保するためには、設計段階と施工段階のそれぞれで基準を守ることが必要です。各段階できちんと施工された住宅であれば、結露しにくくなります。

 

高気密高断熱住宅は、その断熱性能によって、壁や窓の表面を冷やさないようにでき、気温差が小さくなって結露が起きにくくなります。さらに気密性が高いことで、隙間から外気が侵入してくるのを防ぎ、室温を一定に保ちやすくなるのです。

 

適切に施工された住宅は、換気とのバランスも考慮されています。気密性が高い住宅では、24時間換気システムによる換気を上手に行うことで、室内に湿気がこもるのを防ぎ、結露の発生を予防するのです。

 

家で結露が生じる原因

適切に施工された高気密高断熱住宅であれば、結露が発生しにくいものの、いくつかの条件がそろうと発生することもあります。結露が発生する原因を詳しく見ていきましょう。

 

<h4>断熱・気密性能の低さ</h4>

断熱性能が低いと、壁や窓の表面が冷えてしまい、室内と外の温度差によって窓などの表面に結露が生じます。さらに、壁の中に断熱材を入れる際、柱と断熱材の間などに隙間ができると結露ができることもあるのです。

 

気密性能が十分に確保されていない場合、壁の中に結露が発生する原因になります。気密性能が低いと、隙間から外気が入り込み、室内の温度を一定に保ちにくくなり、結露につながります。

 

換気システムが不十分

建築基準法の改正により、住宅への24時間換気システムの設置が義務付けられています。換気システムを備えているものの、それが不十分である場合は結露が発生しやすくなるでしょう。

 

高気密な住まいで家全体の換気が十分にできていないと、家の中に湿気がこもってしまいます。高気密高断熱住宅は、外気と室内の温度に差がある状態なので、湿気がこもっていると、窓まわりなどの外気に触れやすいところに結露が生じやすくなるのです。

 

湿気対策の甘さ

キッチンやお風呂、洗面、トイレなどの水まわりは、とくに湿気が多くなりがちです。湿気がたまりやすい場所において、対策が甘いと、湿度が上昇して結露が発生しやすくなります。

 

換気をして空気の通り道をつくるのはもちろん、湿度を調整してくれるような内装材を取り入れるなど、住まいづくりの際に湿気対策が必要です。

 

結露のデメリット

結露を放置すると、人間の体や建物にまで悪影響を及ぼします。詳しく見ていきましょう。

 

カビ・ダニによる健康被害

たとえば窓まわりに結露が生じたまま放置していると、水分と窓まわりの汚れによってカビが発生します。窓枠やカーテン、壁などにも黒カビが生えてしまうことがあるため注意が必要です。

 

カビの胞子は、水分や栄養分を吸収して成長していきます。胞子を大量に吸い込むことによってアレルギー症状を引き起こすこともあり、住む人の健康への悪影響も懸念されるのです。

 

窓などの目に見える場所に限らず、カビは発生します。たとえば、壁の中で結露が発生してカビが生え、コンセントの差込口などからカビ胞子が室内に侵入してくることもあります。

 

カビと同じようにジメジメとした環境を好む、ダニが繁殖しやすくなる点にも注意しましょう。室内のダニはカビが好物であり、カビが繁殖しているとダニも増えてしまいます。ダニのフンや死骸を吸い込むと、鼻炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こすこともあります。

 

建物の耐久性への影響

結露は建物自体にも悪影響を与えます。住宅は木でできている部分も多く、木材に水分が含まれた状態が長く続くと「木材腐朽菌」といわれる木材を劣化させる菌が生育して、住宅が劣化してしまう可能性があります。

 

窓や壁の表面などに見られる結露のほかにも、壁の中に結露が発生することがあります。壁の中の結露は気付きにくく、水分によって柱や土台の木材まで腐らせてしまい、建物の耐久性を低下させる原因となるのです。

 

結露によって湿った状態の木材は、シロアリ被害も懸念されます。シロアリは湿った部分や柔らかい木材を好んで食べるため、結露で湿った状態が続くと、シロアリ被害にあう可能性も高まります。シロアリ被害にあうと、柱や土台などの構造部が腐食し、建物の耐久性も低下してしまうのです。

 

家の結露への有効対策

結露は住む人の健康や家自体にも悪影響を与えてしまうため、適切に対策をしましょう。家の結露への対策方法を3つ紹介します。

 

24時間換気システムの使用

24時間換気システムを使用することで、室内の空気を入れ替え、余分な湿気を外へと逃がすことが可能です。湿気がたまらないようにすることで、結露防止に役立ちます。

 

24時間換気システムには、3つの種類があります。まず第1種換気は、給気と排気の双方に換気扇を設置する方法です。機械設備を使うことから設置コストや電気代がかかるものの、機械によって効率的に換気できます。

 

第2種換気は、給気のみ換気扇を設置し、排気は自然換気で行います。外から汚染物質などが入りにくいものの、室内に湿気がたまりやすいことから、一般的な住宅ではあまり使われない方法です。

 

第3種換気は排気のみ換気扇を利用して、給気は自然換気となります。外から汚染物質などが入りやすいものの、室内の気圧が低い状態になることから、湿気がたまりにくいなどのメリットもあり、導入コストも抑えられるので、住宅で多く採用されています。

 

適切な断熱材の施工

適切に断熱材を施工することで、壁や窓の表面を冷やさないようにすることができ、気温差が小さくなって結露防止に役立ちます。断熱材を使用するだけでなく、適切に施工することがポイントです。

 

たとえば、断熱材がかたよって詰め込まれているケースや柱と断熱材の間に隙間があるケース、さらにはコンセントまわりにまで断熱材が十分に入っていない場合などは、適切に施工されているといえません。

 

断熱材を使っているとしても、適切に施工されていない場合は結露が発生することがあります。住宅メーカーや施工業者の施工品質に左右されるため、依頼する業者がどのような施工をしているのかをチェックする必要があります。

 

樹脂サッシの採用

窓やドアといった開口部は、外部からの影響を受けやすくなります。快適な温度になった室内の空気が開口部から外へと逃げてしまったり、反対に外の暑い空気や冷えた空気を室内に取り込んでしまったりすることもあるのです。

 

開口部に対策することで、断熱性を高められます。窓ガラスを囲う枠やフレームをサッシといいますが、サッシの素材にはアルミや樹脂、木製などの種類があります。なかでも樹脂サッシは断熱性能が高いのが特徴です。

 

樹脂は熱を伝えにくい素材であり、断熱性が高いため結露しにくくなります。劣化や変色も起こりにくく、長持ちするなどのメリットもあります。樹脂サッシとあわせて、窓ガラスもLOW‐E複層ガラスなどの断熱性能が高いものにするのがおすすめです。

 

生活のなかでもできる湿度を上げない工夫

日頃の生活を見直すことで、室内に湿気をためないようにすることが可能です。暮らしのなかで気をつけたい、湿度を上げない工夫を5つ紹介します。

 

加湿器を使いすぎない

冬の乾燥対策としても使われる加湿器は、のどや肌の乾燥を防ぎ、さらにはウイルスの活動を抑制するなどのメリットを得られます。ただし、加湿器を使うと室内の水蒸気量が増えることから、使いすぎには注意が必要です。

 

窓や壁のそばなどの、結露が発生しやすい場所に置くのは避けましょう。冷たい空気は下に向かう性質があるため、床に直置きするのではなく、テーブルなどの上に置くのもおすすめです。

 

湿度調整機能の付いた加湿器を使うと、必要以上に加湿するのを防げます。夜寝るときはタイマーで停止するようにするなど、使い方を工夫しましょう。

 

浴槽はフタをする

家族が順番に入浴する場合、次の人が入るまでの間は浴槽にお湯をためたままにすることもあるでしょう。そのほかにも、凍結防止や災害対策などの理由で、浴槽にお湯をためたままにする場合は、フタをしてドアも閉めるようにします。

 

お湯や水がたまった状態だと、浴室だけでなく、ほかの部屋の湿度も上げてしまうからです。水があるだけで、自然に蒸発して湿度を高めてしまいます。

 

浴室に湿気がたまったままの状態になるのを防ぐためには、浴室換気乾燥機を取り入れるのもおすすめです。使用後に浴室全体をしっかりと乾燥させることで、浴室周辺はもちろん、ほかの部屋に湿気が流れていくのを防げます。

 

除湿器やサーキュレーターを使う

換気しにくい部屋や窓のない部屋などの湿気がたまりやすい場所には、除湿器を使うことで湿度を下げることができます。エアコンが付いている部屋なら、エアコンの除湿機能を使ってもよいでしょう。

 

さまざまな部屋で除湿器を使う場合は、持ち運びに便利なキャスター付きやハンドル付きを選んでみてはいかがでしょうか。クローゼットなどの狭い場所でも使いやすい、コンパクト型もあります。

 

換気の際にサーキュレーターを使うと、効率的に湿気を逃がすことができます。湿気がたまっているところにサーキュレーターを置いて、ほかの部屋に向けて回すことで湿気を分散させられます。

 

洗濯ものの室内干しを避ける

洗濯ものを室内干しすると家の中の湿度が上がるため、室内干しは避けることをおすすめします。また、湿気の多い場所では洗濯ものがなかなか乾かずに、嫌なにおいが発生する原因になります。

 

まとめて洗濯する場合は、コインランドリーを使用するのもひとつの方法です。室内干しする場合は、浴室換気乾燥機が備わったお風呂場で乾かすなど、家の中に湿気がたまらないように注意しましょう。

 

注文住宅などで新築住宅を検討する際は、ガス衣類乾燥機を取り入れるのもおすすめです。衣類乾燥機があれば短時間で乾燥できるうえ、洗濯ものを干す手間も省けます。

 

観葉植物は風通しのよい場所に置く

観葉植物を室内に置くことで、おしゃれなインテリアを楽しめるうえ、家にいながら自然を感じられます。ただし観葉植物は、根から水分を吸い上げて葉から蒸散させているため、室内の湿度を上げる原因になる点に注意が必要です。

 

風通しのよい場所に置くなど、置き方を工夫しましょう。窓を開けられない場合は、サーキュレーターを使って空気の流れをつくる方法もあります。

 

植物に水をあげたあとは換気をして、湿った土が乾くようにしてあげることも大切です。土が湿った状態が続くと根腐れしてしまうこともあります。

 

まとめ

適切に施工された高気密高断熱住宅は、結露が発生しにくくなります。高気密高断熱住宅は、施工業者の施工品質に左右されることから、どの業者に家づくりを依頼するのかをよく検討することが大切です。

 

まきび住建では、ワンランク上の住宅性能を持つ住宅を提供しています。断熱性能と気密性能を兼ね備えたウレタンフォームを採用し、LOW-E複層ガラスや樹脂サッシなども取り入れ、高性能な住宅を実現しているのが特徴です。

 

公式サイトから資料請求や、イベントやコンセプトハウスの来場予約ができます。高気密高断熱住宅を検討する場合は、ぜひまきび住建にご相談ください。

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