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耐震等級3と現場監査(検査) 昔とは変わった工務店の家づくり1

2026.02.26

耐震等級3と現場監査(検査) 昔とは変わった工務店の家づくり1

 

安心で良いお家づくりのために必要なものは、良いプランニング・計画を作って、良い職人さんが工事する事。当たり前の事です。

ですが、私が建築業界に入った頃と比べて、特に工務店の家づくりは大きく変わってきたと思います。一番の違いは、監査(検査)だと思っています。

簡単に言えば、

 

「うちの職人はベテラン揃いだから、安心してください!」

 

から

 

「きちんとした計画に沿って職人さんが頑張って、万が一のミスも無いように万全に監査(検査)しているので安心してください!」

 

に変わったという事です。

弊社は40年前からの工務店で、先代のころから工務店として注文住宅を施工してきました。なので弊社には昔から、大工の棟梁はもちろん、いつも決まった水道屋さん、電気屋さん、左官さん、建具屋さんetcたくさんの職人さんがお仕事をして下さっていました。

 

「ちなみに、よく大工さんは(職人さんは)社員さんですか?と聞かれますが、職人さんは弊社の場合契約上の従業員ではありません。じゃあ、ハウスメーカーと何が違うの?とも聞かれるのですが、雇用形態が違うわけではなく、大工さんや職人さんの選定や管理を実際に工事施工する工務店に任せているか、職人さんの腕や信頼性を判断して、直接その職人さんや施工店さんに工事依頼しているかの違い。であるのかと思っています。

もちろんハウスメーカーも発注する工務店ごとのクオリティにこだわっていると思いますし、今回のテーマである現場監査(検査)は大手ハウスメーカーは特に厳密にやっていると思うので、悪いという意味ではありません。」

そんな職人さんが良いお家になるように頑張る。これは40年前も今も同じなのだと思います。ただ、40年前・・・と言わず私が建築士として工務店に入った25年前でも、まだまだ監査検査は工務店レベルでは行われていませんでした。

 

どうやって安心を提供していたかと言えば、

うちでずっと20年仕事をしてくれている棟梁が、お客様の家を一生懸命やるので安心してください。うちの職人さんはベテラン揃いで、うちの仕事をずっとやっているので安心してください。

 

これが安心の提供でした。いわば職人さん頼り・職人さん任せでした。

もちろん今も昔も 熟練した職人さんが一生懸命やることは凄く大事です。

ただ、どんな職人さんもミスしない訳ではないですし、今と違って昔は情報も少なかったので、自身が出会った事以外は知らず、間違ってずっと工事をしているかもしれません。

本人の体調もあるでしょうし、家族や親しい人が事故や病気で、気が気じゃない・・・どうしても集中できないときもあると思います。

 

なので・・・

「職人さんが作ってくれたものを、きちんと監査する事が重要」

だと考えています。

 

ですがその監査も、結局ミスを見落とししていくのでは意味が無いです。

ただ現場に行って「順調に出来ているな。」「トラブルは無さそうだな。」そんなものでは監査と呼べるものにはならないと思います。

 

各工程で重要な物・ミスしてはいけない物をリストアップしてそのリストに沿って全部チェックしていく。これが監査(検査)だと考えます。

 

 

例えば弊社でいう1回目の配筋監査では、そもそもの配置はあっているかの確認から、図面通りの鉄筋配筋となっているのか。コンクリートの呼び強度は指示どおりか、かぶりは取れているのかetcチェックして現場監査としています。また、今は瑕疵保険の仕組みも充実していて、瑕疵保険の検査員さんも基礎配筋・構造躯体・防水の項目は現場に来て検査して、保険が発行される仕組みになっています。

 

これを基礎立枠後、土台敷設、構造躯体、外部防水、断熱工事、外装、内装、仕上げと全8工程それぞれチェックリストを用いて、写真と共に監査し記録に残すようにしています。

 

職人さんに任せた施工から、きちんとチェックしてよいお家にしていくという方向に変わっています。

 

これが20年前の工務店が出来ていなくて、ハウスメーカーさんに工務店で建てて大丈夫ですか?ちきんと工事できていますか?と言われていた部分ではないのかと思っています。

 

お家づくりの工事の監査(検査)は すごく丁寧に出来るようになりました。

 

では、これで安心な家が出来るでしょうか?

 

これだけでは安心は家づくりにはなりません。もう一つ大事なポイントがります。

つまりそれが、

 

監査(検査)の前提となる図面が間違っていない。マニュアルが間違っていない事。

 

 

つまり、いくら厳密に監査しても、いくらチェックして行っても、間違った図面を元にした監査では意味がない・・・・どころか、間違った図面通りに出来ているかチェックする。事になってしまいます。

 

せっかくの監査(検査)を意味のある、安心なものにするために

 

「間違いない図面(計画)を作る」

      ↓

「その図面が間違っていないチェックを受ける」

      ↓

「職人さんが一生懸命工事をする」

      ↓

「図面通りに工事がなっているか監査(検査)する。」

 

このメカニズムが出来て、はじめて

 

「きちんとした計画に沿って職人さんが頑張って、万が一のミスも無いように万全に監査(検査)しているので安心してください!」

 

と言えるのだと思います。

次コラムでは、具体的に 「間違いない図面(計画)を作る」 の部分を書いて参ります。

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